事業の三本柱
遠洋まぐろ延縄漁業
まぐろ延縄(はえなわ)漁業とは、エサをつけた釣り針を漁場に仕掛けて、エサに喰いつくまで待ってからマグロを船へ取り込む漁の方法です。主にラスパルマス(スペイン)、ケープタウン(南アフリカ)、カヤオ(ペルー)から出航し、世界の海でマグロ漁を行っています。魚種はさまざまで、クロマグロやミナミマグロ、メバチマグロ、キハダマグロなど、日本でもおなじみのマグロを年間3,000t以上水揚げしています。
「遠洋まぐろ延縄漁業」については下記リンクより
日本かつお・まぐろ漁業協同組合HP
https://www.japantuna.net/know/dictionary/?ca=4
海外まき網漁業
まき網漁業とは帯状の網を使い、船で魚群を網で取り囲むようにまわって、他の船で追い込んだマグロやカツオを網に入れる漁業です。魚が網の中に入ってから海底側の網の端にあるワイヤーを引いて袋状にすることで水揚げしています。鹿児島県枕崎港から中部太平洋沖で漁を行い、水揚高は年間でおよそ12,000tにものぼります。水揚したカツオ類は、鰹節や缶詰の原料としても供給しています。
「海外まき網漁業」については下記リンクより
海外まき網漁業協会HP
http://www.kaimaki.or.jp/makiami.html
輸出事業
まだまだ取扱量は少ないですが、スペインのビジネスパートナーを経由してマグロの輸出にも取り組んでいます。大西洋漁場で獲ったマグロを寄港地であるラスパルマスで水揚し販売しています。
当社が心がけていること
資源環境への取り組み
日本のマグロの漁獲量と輸入量は、世界のマグロの5分の1をしめており世界最大です。 しかし回遊魚であるマグロは資源管理が難しく、水産資源の減少が懸念されます。 そこで定められたのが国際ルール。 「持続可能な漁業」を目指し、限られた水産資源を守るための管理をしながら漁業を行なっています。 また海全体の環境を守るために、海鳥やウミガメの混獲防止などの取り組みも積極的に行なっています。